| Still Missing!? ポップアップタグ、未だ浮上せず!! 昨年度(第25回)JIBTにおいてクロカジキに装着したポップアップタグについて |
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常日頃私どものカジキ類調査へ積極的に協力を頂き有り難うございます。昨年7月に下田で行われた第25回ジャパン・インターナショナルビルフィッシュトーナメントの際にJGFAの皆様の協力でクロカジキに装着したポップアップタグに関しまして、浮上予定日である1月24日を2週間過ぎた2月6日になっても、浮上したことを示すアルゴス衛星からの電波受信確認を取ることが出来ずにおります。これは、何らかのトラブルでポップアップタグが正常に動作しなかったためと考えております。協力して頂いた皆様方も、多くの期待を寄せて下さっていたと存じますが、皆様の期待に添うことが出来ず非常に申し訳なく思っています。
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| 今回クロカジキに装着したポップアップタグは、装着個体が死亡沈降した場合には水深1200〜1500mに達すると自動的に浮上する装置、タグが装着個体から外れて浮上した時に水面に到達すると自動的に電波を発信するシステム、タグが一定水深に3日間以上連続して留まっていると自動的に浮上し電波を発信するシステム等が内蔵されており、予想できるトラブルにはある程度対応できる機能を有しておりました。それにも関わらず、浮上予定期日を過ぎてもタグの電波が受信できなかったことは、非常に残念なことと考えております。 |
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私どもが確認した限りでは、タグ装着に関わる一連の作業は、JGFAの皆様の献身的な協力を頂き、問題なく行えたことを確信しています。しかしながら、諸外国の研究報告例を見ますと、今回使用したワイルドライフ・コンピュータ社製のポップアップタグは、問題なく魚に装着したタグの内無事に浮上してデータを取得できたタグの確率が、おしなべて50%未満となっており、いずれの場合もその低い成功率の原因は判っていません。従いまして、今回の実験の失敗もタグ自体の機能上のトラブルを含めて、不測の事態によるものと考えています。 現在太平洋には、上記の失敗に終わった(?)タグ以外に昨年8月に下田沖で岡田会長が放流されたクロカジキと、昨年9月に小名浜のトーナメントで放流されたクロカジキの2尾が私どものポップアップタグを付けて泳いでいます。前者は2月17日、後者は9月15日に浮上予定日を迎えます。これらの個体についても情報が入り次第皆様にお知らせいたします。 今年のシーズンには、昨年よりもポップアップタグの数を増やして、再度調査を行い、昨年協力して頂いた皆様の期待に応え、夢のある情報を提供できるよう努力してまいりますので、今後ともよろしくお願いします。 |
| 最後に、1月末より22週間北太平洋のカジキ・マグロ類資源評価の国際会議に出席して先週末に帰国したため、皆様への報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。 遠洋水産研究所カジキ類サブグループ 余川 浩太郎 PS;私共の調査に関しましてご意見、ご要望のある方は(株)八点鐘もしくは下記の宛先まで問い合わせ下さい。 |
| Kotaro Yokawa Senior Scientist Billfish Subgroup Western Pacific Tuna Section National Research Institute of Far Seas Fisheries 5-7-1 Shimizu-orid, Shizuoka 424-8633, JAPAN 清水市・静岡市の合併に伴い、住所記載が変更になりました。 遠洋水産研究所 近海かつおまぐろ資源部まぐろ研究室(カジキSG) 余川 浩太郎 〒424-8633 静岡県静岡市清水折戸5-7-1 TEL 81-543-36-6035 FAX 81-543-35-9642 Mail:yokawa@affrc.go.jp |
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