USE OF BARBLESS HOOKSキャッチ率を上げたいならバーブレスLefty Kreh |
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バーブ付きとバーブレス。この2つを3年に渡り比較してみた結果…。
私がバーブレスフックを使用し始めたのは1952年にまでさかのぼる。当時、私はプラグキャスティング用のスピニングタックルとフライタックルの両方を使っていたが、これらすべてのフックをディバーブ(バーブを潰すこと)していたわけではない。たとえば、6Lbテストラインを巻いたスピニングタックルが2セットあったとすると、1本にバーブ付きのルアー、そしてもう1本にバーブレスのルアー(バーブ付きのものと同じルアー)を結び、比較しながら使っていたのだ。 当時、バーブレスフックはバラしやすいとして多くの人々に敬遠されており、私自身にしても、通常のバーブ付きのルアーやフライよりも、キャッチ率は落ちるだろうと予測していた。ところが、いざバーブレスを使ってみると(私は3年間に渡り、この比較実験を続けた)、キャッチ率は下がるどころか、上昇したのである。 ただ唯一ベイトフィッシングの場合だけ、バーブレスは適さないようだった。というのも、バーブがないために、エサがフックから滑り落ちてしまうからである。しかし、この場合でも、バーブを完全に潰すのではなく、バーブの高さを若干低くしてやることで、キャッチ率は上がった。 最大の利点は刺さりやすさ、そして安全性。 実際、バーブレスフックの利点は数え上げれば切りがない。その中で私が最も重要ではないかと感じているのは、フッキングの際、魚の口に刺さるフックの体積の違いである。バーブ付きに比べて、バーブレスフックが突き刺さる分量は少なく、その分だけフックが刺さりやすいのだ。 それに加えて、私はもうひとつの利点も強調したい。それは他人や自分自身にフックを刺してしまった時のことだ。このような時でも、バーブレスフックであれば簡単に抜くことができる。個人的な経験を恥ずかしながら紹介すれば、私は生涯で8人のアングラーを釣っている。こんな時は、ほんの小さなバーブがいかにしっかりと肉を噛んでいるのかが痛感できる。特に自分の身体であれば……。 また、法によりバーブレスフックの使用が義務づけられているキャッチ&リリース区域では、魚の生存率(リリースされた魚が生き残る率)が高いという調査結果もアメリカでは出ている。 |
| ターポンやビルフィッシュでは、ギリギリまでバーブを削る。 フィッシング・セミナーでは(淡水と海水の両方で)、実際に魚をフックアップし、ロッドを地面に置いて(魚が大きくなければだが)、バーブレスで掛かった魚でも簡単にはバレないことを受講生の目の前で実演してみせるようにしている。ラインの周囲を泳ぎ回る魚を、受講生はバレているのではとジッと見つめているが、やがて私がラインを巻き取り、魚をリリースするのを見て一様に驚くようだ。ちなみに実演中に魚がバレたことは一度もない。 だが、ビルフィッシュとターポンに関しては、バーブ付きのフックも使用することがある。どちらの魚も激しく首を振りながらジャンプするので、この時はたしかにバーブが効果を発揮する。しかし、この場合にも、ファイル(ヤスリ)を使って、ギリギリのところまでバーブを削るようにしている。 今日、日本製のフックは世界で最も広く使用されている。高品質の金属を化学研摩しているのはもちろんのこと、多くのアングラーに好んで使用される主な理由は、その小さなバーブにあるようだ。事実、マスタッドのフックでさえ、10年前の製品と比べれば、バーブがかなり小さくなっていることに気付くだろう。 私の結論はこうだ。キャッチ率を上げたいのなら、バーブレスを使うこと。これが、40年以上バーブレスを使ってきた私の結論である。 |
| バーブレスの倫理学〜 The Ethics of Barbless〜 |
西山徹 プラグのトレブルフックは、 バーブレスのほうが良いのではないか |
| 石丸益利 KEEP or RELEASE リリース前提ならバーブレスを! |
奥山文弥 バーブレスの可能性。トレバリーの場合。 |
| 編集部 「バーブレスを使おう! なんて わざわざ言っていた時代もあったなあ」と、 昔を懐かしむ日がいつか訪れますように……。 |
プライヤーによるディバーブ法 |