
1. ラウンドボトム
(round bottom)
丸型、丸木舟などもこのスタイルだが、排水量型のフネで、できるだけボトムの下をスムースに水が流れるようにした船型。多くのセイルボートはこの船型。 |
|

2. アークボトム
(arc bottom)
丸い船底と舷側の境目にチャインラインがある。ハルの前半部でV型に変化するものもあり、そういうタイプはアークV(arc vee)と呼ばれる。 |
|

3. フラットボトム
(flat bottom)
平底型。船首から船尾までこのままというハルは少ない。船尾がフラットで船首がVというタイプは多く、そういったものはフラットV(flat vee)という。 |
|

4. ストレートV
(straight vee)
直線で構成されたV型船底。船底の勾配をデッドライズと呼ぶのはお馴染みのところ。デッドライズ10〜16度程度のものをモデレートVと呼ぶ。 |
|

5. コンケイブV
(concave vee)
ストレートVに対して、内側に凹んだ円弧状のV型のものをいう。着水ショックの特性が良いため、船首側にのみこの船型を使うフネも多い。 |
|

6. コンベックスV
(convex vee)
ストレートVに対して、外側に膨らんだ円弧状のV型。キール近くの実質的デッドライズが浅いため、滑走効率が比較的高く、受ける揚力が大きい。 |
|

7. モディファイドV
(modified vee)
特定の形状はない。V型ボトムを基本として、なんらかの変更を加えたものの総称。図ではキール部分を丸め、チャイン部分に水平面を設けている。 |
|

8. カテドラル
(cathedral)
V型ボトムの外側、チャイン部分を大きく突出させ、静止安定性や揚力アップを狙う。両舷の突出はバウにいたっても幅が狭まらず、そのまま切れ上がる。 |
|

9. 波型
(wave-type bottom)
オメガ船型(Ω bottom)とかベルボトム(bell bottom)とも呼ばれる。キール付近はコンベックスV的な、チャイン近くはコンケイブV的な特性。 |
|

10. カタマラン
(catamaran)
双胴。図は同じハルを2本並べたタイプで、それぞれのハルはそれぞれのモノハルと同じ特性を示すが、両ハルの間の空気も揚力やショック軽減に関係する。 |
|

11. カタマラン
(catamaran)
図はモノハルを2つ割りにして左右に分けたようなタイプ。挙動はモノハルに近づくといわれる。少なくとも引き波はモノハルのそれに近い。 |
|

12. カタマラン
(catamaran)
モノハルを2つ割りにして左右を入れ替えたタイプ。両ハルから出る引き波がお互いに干渉して、船尾が引っ張られるような抵抗を軽減するといわれる。 |
|

13. トリマラン
(trimaran)
三胴。図は同じハルを3つ並べたタイプ。理屈は10のカタマランと同じだが、実際のフネではこの種のトリマランは少ない。静止安定性は非常に高い。 |
|

14. トリマラン
(trimaran)
カタマランの中央に第3のハルを加えたようなスタイル。一見カタマランというモデルでも、実際はこの種のトリマランがかなりある。特性はカタマラン的。 |
|

15. トリマラン
(trimaran)
モノハルの両側に安定性確保のためのフロートを設けたタイプ。丸木舟の発展型にも見られる。セイルボートなどにも見られ、細身の中央ハルで高速を狙う。 |
|